中学生のための勉強ブログ

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介護の起業 ~あるケアマネさんの話~

 

【起業とは】

 自分で新たな会社を作り、サービスを生み出してお客様に提供を、事業を運営していくことです。日本での起業数は1988年がピークで、そこから減少をしていましたが、近年では徐々にその数が増えてきています。しかし他の先進国と比較しても、日本では圧倒的に起業する数が少ないのです。そこには日本人の慎重でリスクを考えがちになるという国民性が働いているからだとも言われています。

 

【起業する目的】

起業を決意するからには、人それぞれ目的があると思います。

・組織に縛られずに、自由に自分のやりたい仕事をしたい。

・会社から得る給料以上に、収入を増やしたい。

・これまでの仕事の経験や知識をいかして、新しいことに挑戦をしたい。

などがあります。近年では、高校生や大学生が、在学中に将来のビジョンを持ち起業をするという、意欲的な学生も増えてきています。

 

【介護業界での起業】

介護業界では新型コロナウィルスの流行による利用控えもあり、倒産する事業所が増加してきています。しかし東京商工リサーチの「2020年に全国で新しく設立された『老人福祉・介護事業者』の法人数は2746社(前年比10.3%増」というデータもあり、それぞれの志を持って、新たな介護事業所を設立するという方も増えています。

 

 

起業をした、あるケアマネさんの話 

先日営業のために訪問出せていただいたケアマネさんの話です。初対面にもかかわらず話が盛り上がり、90分くらい話をしていました。

その方は、一人で居宅介護支援事業所を運営している30代の女性のケアマネさんです。

もともと他の法人に属して、ケアマネ業務を行っていたそうですが、3年ほど前に独立し、居宅介護支援事業所を立ち上げました。

       ケアマネージャー1」(介護・医療)みさきのイラスト素材 - 素材屋 ...

(起業を決意した経緯)

「組織の中で自分のやりたいことを出来ないことが辛くなり、自分自身の人生を考えた時に、いつ死ぬか分からないし、やりたいことを今やらないと後悔する!との思いで起業しました。」「もともとお金に執着がなくて、お金を稼ぐということは全く考えていなかった」ようで、思い立って数か月後には、気が付いたら会社を立ち上げていたそうです。

「起業すること自体は誰でもできますよ。私は、会社を作るという最低限のことを勉強したくらいで、『とにかく自分の思いを実現した』ということしかなかったんです。すぐに物件を探して、物を揃え、登録をして…退職して2,3か月後くらいには始めてました」。

 

(起業後の悩み)

「自分には現場での経験が少ないし、困難事例をどうしたらよいのか迷うことがあります。医療ニーズが高い方や重介護の方を、デイで受け入れてもらえなかったり、施設入所につなげることができないことがあって…それは自分の動きや説明の仕方が悪いせいなのかな?私がケアマネだから、困っている利用者さんを上手くサービスに繋げられないのかなって思うことがあります。一人でやっていると、自分の考えでしか動けないので、本当は従業員を入れたいんです。そうすると自分の悩みを共有できるし、自分の間違いを指摘してもらえるので。でも3年間募集しているけど、誰も来ないんですよ」と、明るく笑っていらっしゃいました。

 

(話した感想)

初めてお会いした方でしたが、『自分のやりたいことをやり、とくかく仕事を楽しんでいて、人とのつながりも大切にしている』印象でとても輝いていました。今、「ものすごく楽しいです!」と話されており、色々と悩みを抱えているそうですが、もしも自分が利用者だったら、この方に担当をしてもらいたいなと思える方で、とてもキラキラしているケアマネさんでした。

 

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