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アベノマスク配送料10億円?それよりも介護医療従事者に慰労金を!

 

 

【新型コロナウィルスによる介護事業所の減収】

新型コロナウィルスの影響により、多くの介護事業所では、利用者の利用控えによる売り上げの減少や、さまざまな感染対策のためにかかる費用の増加があって、事業収益に大きな影響を及ぼしています。

 

国は介護報酬改定時に特例措置を設けたり、感染対策のために必要な衛生用品や備品の費用の助成などを行っていますが、とても減収した分を補うには至っていません。

さらに昨今のオミクロン株の大流行により、多くの介護事業所でも陽性者が発生しており、事業所を一時休止せざる負えない状況となっていて、さらなる事業収益の減少につながってくるでしょう。

 

事業収益が減少すると、そこで働いている職員の給与がカットされたり、ボーナスが支払われなくなることにつながり、職員個々の生活にも響いてきます。今回のオミクロン株による感染拡大で、さらに厳しい状況も想定をされます。一度医療従事者等への慰労金がありましたが、その後話は出るものの、第2回・3回目の支給の話は何の進展もありません。介護事業所で働く職員は日々、日常生活での行動制限があるばかりか、給料も減る状況で、明日の生活すら不安な日々を過ごしています。

 

    

 

【アベノマスク、配送料10億円!?】

そんな中あるニュースをみて落胆しました。

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安倍晋三元首相時代の新型コロナウィルス対策の代名詞と言える「アベノマスク」について、政府は在庫として抱えている約8000万枚を今後配布する方針であり、一部報道機関がその際の配送料を「10億円に上るとの試算がある」と報じました。一方配布をせずに廃棄した場合には6000万円程度の費用で済むとも報じています。

 

このマスクの在庫を減らすため、政府はこれまで希望する介護事業所へ無料配布などを行ってきましたが、その他の希望する自治体や個人にも配布をすることを決定し、2021年12月24日から2022年1月28日までに希望者を募集してきました。

その結果、約37万件の申し込みがあり、希望枚数は2億8千万枚だったと厚生労働省は発表しています。在庫以上の希望があり、安倍元首相は1月27日の自民党安倍派の会合で「(配布)をもっと早くやってもらえていたら」「2億8000万枚の希望がありました」と満面の笑みで誇らしげにと語っており、出席した議員は「おー!」と拍手で讃えています。

 

この報道を受け、衆議院予算委員会立憲民主党の中島議員の質問に対し、後藤厚生労働大臣は「現時点でお示しすることは困難ということで、10億円というふうには今の段階で考えておりません」と否定をしています。

 

マスク保管にかかる費用だけでも毎月数千万かかっているとも言われており、保管・廃棄・配送にかかる費用は当然すべて税金です。

送料は着払いで希望者負担という意見もありますが、布マスクでは十分な予防にならないということも明らかになっている現状、お金を払ってまで欲しいとは思えません様々な欠陥が明らかになっているアベノマスクに対して使っている、時間と労力は大変無駄ですし、さらに無駄なお金も使われようとしています。

コロナ対策へ全勢力を厚生労働省は投じていただきたいし、このような問題をいつまでもやっている暇はないはずです。

方向性がずれてきている現在の政府、在庫を上回る希望者がいたことによって、安倍前首相のために、更なる増産をすることだけはないように願いたいと思います。

【そのお金を慰労金に!】

実際に配送を行った際に、どのくらいの金額がかかるのかは分かりませんが、多額の税金が投入されることに間違いはないでしょう。

そのお金があると介護事業所の減収を補い、職員の給与の減少に充てることもできます。第2、第3回の医療従事者等慰労金へあてていただくことで、如何に日々の努力が報われるのか、そして不安な明日が解消できるのかを考えると、アベノマスクの配布にかかるお金は本当に無駄だと思います。

 

 

 


 

 


 

 


 

 

 

 

 

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